「クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方」  海老原嗣生

どーも、まいっかけんです

 

いい年しても、夢をおいかけてます。
 ついつい夢って字がタイトルについていると手にとってしまいます。
で、今回紹介する本
「夢のあきらめ方」
と名がついていますが、
別に
「夢なんてあきらめなさい」
と言ってるような、
ネガティブな内容じゃないんです。タイトルに先入観を持たずに読んで欲しい。

 現実を見極めながらも、成長できるように導いてくれるステキな本でした。

 新書版は薄くて読みやすくてわかりやすい本が多いですが、
この本はその中でも、
得にイラストや図解が多くて、あっという間に読めてしまいます。
 これからキャリアを形成する若い人に読みやすいように書かれてます。
 私としては、キャリア形成の事例ががおたけしたもりさんまのお笑いBIG3だったりスティーブ・ジョブズだったりマイケル・ジョーダンだったり世代なので、腹落ちできました。

 現役で働く、これから働く全ての人にお勧めしたい本です。

夢は叶わないのか?

「夢は信じていれば必ず叶う!」

 よく言われる言葉ですけど、この本の結論から言うと
「かなわない……」
です。
お笑いBIG4(ビートたけし、タモリ、明石家さんま、松本人志)
の四人共が
「夢はかなわないよ」
と言った発言をしています。
 しかし反対にホリエモンやスティーブ・ジョブズは「好きなことをやっていれば夢はかなうよ」
と言っています。
 誰もが認める実力者たちの矛盾
した言葉。
「夢は叶うの? 叶わないの?
一体どっち?」
。それを解決するのが本書です。

 本書の中に「夢の棚卸しシート」という付録がついていてネットでダウンロードできます。
 そのシートで成長してから、現在にいたるまで、何をするのに夢中になっていたか、誰が好きだったか、どんな職業になりたかったのかを書き込んでいきます。
 私の場合、もう五十なのでシートがかなり足りませんでしたけど……
 私も実際ダウンロードして表を埋めてみました。
 あらためて表に書き込んでくると、
 小学生の時は漫画家になりたかった。
 中高生の時には映画監督になりたかった。
 高校を出たときは、脚本家志望だった。

 振り返ってみると、その都度その都度、夢は塗り替えられているんですね。
 その度に、結構その時のメディア・流行にも左右されているし、自分自身やまわりの状況にも影響されていることに気付きました。
 案外、軸がブレブレです(笑)。
 1つの夢が閉ざされても、人はまた新しい夢を見つけだすってことなんですかね。

 バスケ界のレジェンド・マイケル・ジョーダン。ジョーダンは本当は野球選手が夢だったそう。で、一度バスケを引退し、メジャーリーグに挑戦!
 しかしながらメジャーリーグまでは届かず
3A(二軍)どまりで、結局バスケに復帰しています。
 あれだけのスーパースターでもなりたいものにはなれなかった。
 つまりその世界のスーパースターになれる可能性は何万分の一の確率。で意思や努力でなれるものではないということ。
 じゃ、夢はあきらめた方がいいのか?

 朗報!誰でもそこそこの成功は手に入れることができる

 お笑いのBIG4やジョーダンやイチローのような不世出の人になるのはそれこそ何万分の一の確率。並大抵のことではできません。というかほとんど不可能。それこそ、神に愛されている方じゃないと無理でしょう。

 でも、安心して下さい。
 仕事でそこそこ成功できる確率は、グッと上がって、三分の一。
 なんと、三人に一人はそこそこうまくいきます。会社で言えば部長クラスにはなれます。
 でも、三分の一に入るには一生懸命頑張ることは必要。
 その頑張るとは
 1好奇心
 2冒険心
 3楽観性
 4持続性
 5柔軟性
 もし、結果が出てないとすればそのどれかが足りないということなのかもしれません。
 しかし、努力しても三分の一になれてないとしたら、その仕事は結局あなたに向いていないのかも知れない。

 夢が叶わないと、燻っているといつまでも思いが残ったまま消化不良になります。
 数年前に、私と同年代(つまり40代)でプロゴルファー志望の方と出会いました。彼がプロツアー選手になれる可能性はほぼゼロ。
なのに未だに諦めきれないでいるのです。
 折角の人生を無駄に浪費しているとしかいいようがありません。

 チャレンジできる間にチャレンジして、結果が出た方が、早く諦めて、早く次のチャレンジができると思うのです。

 年齢制限があるスポーツや囲碁将棋界などならあきらめがつくでしょう(例外もあります)
 けど、私のようなワナビ(作家志望)の人とかは年齢足切がないので、いつまでも夢を見ていられるのです。
 いまでは、小説投稿サイトもたくさんありますし、エントリーしたら読者がどう評価してくれるか。すぐに結果が分かります。
 内容はともあれ、今の時代で売れるコンテンツかどうか。結果がはっきりします。
 評価が芳しくなければまた新しい作品を書く。何度書いてもダメだったら、新しいチャレンジをする。
 たくさんチャレンジ失敗をした方が燻らなくていいです。

 切り替えて新しい方向にいきましょう。
 夢はかなえるものでも、みつけるものでもなく、見つかるもの。

 長年、夢への向き合い方に迷っていてようやく答えを教えてくれた本に出会いました。
30年前にこの本と出会いたかった。タイムマシンにのって若い自分に届けたい本です。




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