スーパーマリオネーション第一弾「スーパーカー」ストーリーテーリングの肝

スーパーマリオネーションシリーズの第1弾「スーパーカー」を楽しんでいます。

スーパードラマクラッシクはハードに動画をダウンロードできないので、

Wi-Fi環境がないところだとほとんど再生不可能だったのです。

今のところまだ10話あたりまでしか視聴できてません、

仕事場にソフトバンクairを導入したので、

サクサク動画が視聴できるようになりました。これでガンガン見てやるぞ。

まだ見終わっていませんが、ストーリーテーリングの骨のようなものが掴めた気がしたのでシェアします。

人形劇は脇役が命!

脇役ビーカー教授とお猿のミッチーが大活躍。

「スーパーカー」の主役はなんといっても陸海空を光速スピードで

移動できるスーパーカーとそれを操縦するドライバーマイク・マーキュリーです。

サンダーバードのトレーシー一族の役割を一手に担っている感じです。

スーパーカーは万能のマシンであるし、マイクは沈着冷静で勇敢な欠点のない人物。

スーパーカーしょっちゅう壊れたり、

マイクがおっちょこちょいだったり、

感情に我を忘れるようなキャラクターだったら、がっかりします。

やはりヒーローやメカは完璧でないと、夢が壊れます。

でも完璧すぎると、話が転がっていきません。

サンダーバードは毎回毎回、世界の災害の絶体絶命の危機的状況から人々を救出するのが醍醐味。

だから、「SOS」の知らせを聞いたら即出動。

すぐにストーリーが展開していきます。

ところがスーパーカーには明確な役割がない。

製作事情によると、当時はまだ大きなスポンサーもいなくて潤沢に製作予算があったわけではなかった様子。

30分番組だったし、毎回毎回新しい人形もセットも造れるわけじゃなかったようです。

それで何でストーリーを転がすのか。

キャラです。

脇キャラたちが毎回なにかをやらかしてしまうのです。

お猿のミッチとビーカー教授です。

ミッチはいたずら好き。

ビーカー教授は頭はいいんだけど妙なところにこだわりのある変人。

「スーパーカーが出動する現場に、何をしでかすか分からない猿なんか連れて行くな」

「現場に自分の趣味を持ち込むな」

とつっこっみたいところですが、この二人のおかげでストーリーがうまく転がっていくのです。

 

キャラクター理論の理にもかなっていた

小池一夫先生のキャラクター理論で言うところの引き回し役です。

主人公、ライバルの間を行ったり来たり、お話を展開する役割です。

古いたとえで恐縮ですが、

「若大将」シリーズの加山雄三さん扮する若大将はスポーツ万能・成績優秀。

非の打ち所のない理想のヒーロー。

かたや田中邦衛さんの青大将はスポーツもそこそこ。勉強はカンニングだらけ。

青大将の巻き添えをくらうことで、若大将がトラブルに巻き込まれるのが定番。

理想のヒーローがドラマのるつぼに入るのには、

欠陥だらけのトラブルメーカーが不可欠なのです。

トラブルメーカーのお陰で主役の格好良さがより際立つのです。

それでは主人公に敵対するライバルは「スーパーカー」では災害でしょうか。

サンダーバードと同じですね。

悪役も登場しないわけじゃないんですけど、悪役さえも災害を引き起こす引き回し役です。

生きるか死ぬかの脱出劇が毎回ハラハラドキドキさせられます。

山崎敬之先生「テレビアニメ魂」の太陽・月理論ではミッチやビーカー教授は太陽でしょうか? 

とにかくだんだん回を追うごとに二人のキャラが愛しくて溜まらなくなります。

サンダーバードのキャラと比べて格段の不細工具合にもかかわらず!

これがファーストシーズンだけ見られないのはつらい……

 

注意 2018年セカンドシーズンも吹替版も見れるようになりました。(日本未放送の1話だけ字幕版です)

スーパードラマクラシックには是非奮起していただいて、

セカンドシーズンの配信もおねがいしたい。

字幕版でいいから。 

 

 




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