好きなこと本で一冊だけ「ちょっとまてよ」と思った本

好きなことというキーワードで、いろいろ本を読みあさってます。
 
正直、書かれてることは
「無理だよ。凡人には……」
って言う提言も少なくないんですけど。
まあ、本を出てる段階で凡人ではない。出来る人からしてみれば、出来ない人を見ても、なんでこんな簡単なことできないかなあと見られるでしょうけど。
実行可能かどうかは別として、腑に落ちる言葉が多いです。
 
が、一冊だけ角田陽一郎著「「好きなことだけやって生きていく」という提案」だけは何か納得できない。もやもやが残りました。
「 夢=好きなことだけではない。
 夢の実現が難しかったり、今叶えたい夢がなかったりするなら、ほかの「好きなこと」をこれからつくればいい。」
 って言うんですけど、これだと
そんなにスゴく好きじゃないことでも、面白いところを発見して、面白ろがったら好きなことが広がっていく――
って言うんですよね。
 でも、それって、
「フツ――に誰だってやってることじゃん!」
 と、思うわけです。
 誰もが好きな望んだ職業について自分が望んだ仕事ができるわけではない。与えられた仕事も最初はイヤイヤやってたら、だんだんの仕事に慣れてきて、だんだんと面白みを見つける。
 そういう幅を広げていったら、究極、どんな仕事だって好きなことっていう理屈になってしまう。だったら、今のままでいいじゃん。今の仕事でいいじゃんってことになりませんか?
 「好きなことだけ」を仕事にしている人で明石家さんまさんや、キングコングの西野亮廣さんも事例に出てるけど。
 さんまさんは元々ガチガチのお笑いをやりたい人だと思うんです。ほとんどのお笑いの人が、ひょうきん族みたいに毎週コントをやりたいと思ってるはず。重鎮になってしまったタモリたけしとんねるずウッチャンナンチャンダウンタウンみんな最初はコントをやっていた。けど、コントは作るのに時間がかかる、お金がかかる。だから今は手軽に作れるルーティーンかした企画もののバラエティばかりになっている。
 だから本来の好きなことの仕事とは違うけど、その仕事の中に面白みをみつけて頑張っている。って仕事をしてるもんだったら、誰だってやってることだと思います。この仕事は好きじゃないってすぐ投げ出す人は別にしてね。
 となると、好きなことだけって言うものの幅を広げると、逆にイヤなことでも我慢しなさいという論理に帰結すると思うんですけど……違いますかね……。
 逆にこの本の言いたいことは、
吉田照幸「折れる力 流されてうまくいく仕事の流儀」
に近いのではないかと思うんです。
 吉田さんはNHKの敏腕ディレクターなんですけど、若い時は自分の感性に絶対的な自信を持って譲らなかった。けど、だんだんと妥協しないよりも、妥協して人の意見を取り入れた方がいいものができるって気がついて。折れることを学んだ。それから自分にはあっていないと思う仕事も積極的に受け入れた。それが「あまちゃん」だった。
 ので、吉田さんの本はわかりやすくてストレートだったけど。
 角田さんの方は「好きなこと」っとうたいなら、結局ぐるっと回ってそっちかい!てな感じでした。言い方は違うけど根っこは同じみたいな感じ。勝手なことばかり言ってすみません。
 でも元々TVの世界で活躍している人は、誰もが憧れる職業なんで、その世界に身を置いてるだけで、凡人からしてみればうらやましいです。 




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