私的Star Wars論

私のような、Star Wars を第1作目、すなわち Episode 4から見ているファンからすると、多くのファンに怒られるかもしれないが、ここであえて声を小さくして言ってみると、「面白いのは第1作目だけ」
イヤイヤ他の作品が面白くないというのではなくて、完璧だと思える作品は、エピソード4だけだ。というのは小学生の目から見たスターウォーズ感で固定されているからだ。私にとっては第一作のわくわく感こそがスターウォーズそのもので。
Episode 5の修行するルーク、窮地に陥るハンソロ、肩腕を切り落とされるルーク、自分の出生の秘密を知ってしまうルークそんなものは見たくなかった。
スターウォーズサーガとしてみるEpisode 5はそのシリーズの中でも重要な位置を占める。そんなことは重々分っている。
私の中の小学生が、納得しないのだ。やっぱりスターウォーズと言えば、ライトセーバーの音を口で真似で、空想妄想に浸れる世界でなければいけないのだ。
そこに倫理や哲学は無用だ。

スター・ウォーズ ジェダイの哲学 :フォースの導きで運命を全うせよ
を紹介しておきながら、誠に申し訳ない。でもこれが正直なところ。多分ルーカスのメッセージは、もっと深いところにあるのだと思う。
ジェダイという存在から人間の生き方を描くと深いものになるし、家族の年代記としてみると、とてもスケール感が大きくなる。
だけどそれだと、俺の Star Wars じゃなくなるんだよね。たとえばジョジョの奇妙な冒険で、ジョジョが立ち止まって苦悩するような、キャラだったら、「こんなのジョジョじゃねーよ」ってなるでしょ。あしたのジョーアニメ版で力石徹が死んだ後、原作から離れて抜け殻になった矢吹丈が、放浪するエピソードがあったでしょ。知らない人は見てください。
「違う。こんなのスターウォーズじゃねーよ」というがっかり感に、毎度毎度スターウォーズの新作を見るたびに思ってしまう。
それは何故だろう。
長い年月に対して、作品の量自体があまりにも少ないからだろうと思う。スタートレックシリーズならテレビシリーズからの映画化だったしそのまま次々と新しい新シリーズが生まれて映画も継続している。ハリーポッターシリーズは原作に忠実に映画化されて八作品で完璧に仕上がっている。それに比べて、Star Wars はあまりにも隙間がおおい。でもその隙間こそが、多くの世代から、様々な解釈が生まれて、新たなファンを今日も生み出している要因かもしれない。なんか違うと思いながらも、新作が出たら、ついつい映画館に通うのだった。




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