飲食店開業失敗談 暇そうなのに潰れない店の理由

ども、ま、いっかけんです。

ま、いっかけん

家業のお肉屋から独立して、肉バーを開業して一年あまりたちました。

昨年は多くの飲み屋が倒産・廃業をしたそうで、その中でもどうにか閉店せずにすみました。

ほ。

なぜ潰れずに済んだのか?

私は計画を練っている時に、

「どうしたら潰れる可能性を限りなくゼロにできるか」

の1点を考えたからです。

売上げが少なくても、コストをできるだけ最小限におさえる。

コスト最小限ならとりあえず暮らしていけるのではないか?

そう仮説を立てました。

影響を受けた本があります。

高坂勝さん

「減速して自由に生きる ダウンシフターズ」

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

社会が押しつける成長志向を見直して、緩やかに下降していく働き方暮らし方を提案する人です。

 

週休3日のひとり飲食店「たまにはTUKIでも眺めましょ」を営まれて、後は休みの3日は農業に従事。

注・現在は営業を終了しています。お疲れ様でした。

半農半バーという

生き方を実践されています。

ダウンシフトという生活の仕方は真似できませんでした。

田圃も持っていないので、半農もできません。

私はずっと休みのない家業の中で育ったので、のんびりできそうな減速生活にあこがれがありました。

が、妻は完全な今までの常識の価値観の範疇にいる人なので減らす生活は不可能でした。

しかしながらコストを最小限に抑えて店舗運営をする考え方は非常に参考になりました。

私の飲食店が潰れずすんだ5つの理由

 

①一人で運営する

コストで一番高いのは人件費。お客が来ないときは垂れ流し。傷が最小限で抑えられます。

 

 ②極小にして一人だけで回るようにする

うちはわずか11席。一人で切り盛りするにはこれが調度いいサイズです。

しかし夏になるとウッドデッキのテラスのテーブルで+8席。

この時季は手が回らず忙しすぎて、ヘロヘロになりました。

③低い達成可能な目標にして余計な宣伝費も抑える

すぐに席が埋まるので、クーポン雑誌、食べログ、ぐるなびなどのサービス。

一切使いませんでした。

逆にこれが集客のできなさにつながっているのかも知れませんが……

③は以前このブログで紹介した

藤岡藤巻さん著「よろけた拍子に立ち上がれ」の考え方にも通じるものがあります。

過去記事はこちら

そして、これは私のオリジナルですが、

④実家が肉屋というのを利用して、仕入れ額を抑える。

⑤父名義の土地なので家賃がいらない。

という自分のリソースを最大限に生かしました。

ちょっと人よりも有利な環境に甘えているというワケです。

なんだ恵まれているだけじゃないか!

その通りです。すみません。

小資本が回していくのは苦しい。

使えるモノはなんでも利用しないといけません。

 

飲食店開業失敗! こんなはずじゃなかった

 

しかし想定外のことも起きました。

①思った以上に店舗にお金がかかった。

知人の業者に頼んだのが失敗でした。

たかだか6坪の小さな小屋を作るのに半年もかかってしまいました。

後で聞くと、店舗改装の専門で、建物を建てる知識技術なく、

建築申請が通る建物の建て方も知らなかった素人でした。

おまけに土地は水道がついていなくて水道設備を作るのに100万余計に費用がかかりました。

最終的に請求書が来たときには当初の見積もりの倍以上になっていました。

おまけに手抜き工事で隙間だらけで夏は虫が侵入したり、冬はすきま風が……

しかし、今更借金を割り増しするわけにもいかず……。

そうとうの年数を店と一緒に過ごさなければいけません。

業者選びは店作りのキモです。くれぐれも慎重に。

②固定資産税が上がった

店が建てる前は、築60年の古民家が建っていました。老朽化したまま放置してました。

ボロ屋を潰して、新しい小屋を建てました。

すると資産価値が上がってしまい固定資産税が3倍になってしまいました。

③思った以上に客が来なかった。&客単価が極度に低い場合がある。

駅周辺にない郊外店なので、お酒を飲む方。逆に全く飲まない人も来ます。

毎日のテーブルに座ったお客さんが、どれだけお金を払ってくださるかで売上げが決まります。

あまり飲み食いしないお客さんがずっと長居した場合は悲惨です。

客がいるのに売上げが上がらないのです。

④思った以上に光熱費がかかる。

これは①の時の業者さんが作った小屋だけに電気代がたくさんかかる構造になってしまいました。エアコンも金額だけが

高くて冬は暖まらない夏は冷えない。でも電気代だけはやけに高いのです。

⑤お客さんの固定化・ファン化に失敗した。

実家の肉屋では顧客リストを集めて、夏・冬のギフトの売上げをたてていました。

私の店でもリストを集めてハガキやDMを送ってみましたが、反応は実家には遠く及ばないものでした。

顧客をリピート・固定客化できればストックビジネスになって収益は安定します。

逆に固定化できなければ、フロービジネスいつまでも安定しません。結局1年間立っても売上げは横ばいでした。

まとめ

ダウンシフトしててよかった

1年間やってみて、暖かい時季だけが忙しいビヤガーデンの小屋みたいな店だと認識しました。

店だけの売上げだけでは1年間は暮らしてはいけないので、副業・複業を模索しています。

これが、当初ダウンシフトしてなかったらもっと早く店を畳んでいただろうと思います。




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