ハクション大魔王の秘密


 笹川ひろし。この名前が出ているアニメで何度笑わせてもらいました。
 たつのこプロのアニメが子供時代を救ってくれました。
 土曜日の「タイムボカンシリーズ」他愛のないギャグが、一週間の憂鬱を吹き飛ばしてくれました。勉強が出来ない子供は学校がつらかったのです。
 著書を読んで、始めて知った事実がボロボロ出てきました。

手塚先生漫画アシスタント第1号だった。

超多忙の手塚先生。トキワ荘の藤子不二雄先生や石ノ森章太郎が手伝っていたのは有名ですが。正式なアシスタントになったのは笹川さんが第1号だそうです。

最初は漫画家だった。

手塚先生の漫画のアシスタントだから当然漫画家志望。プロとしてデビューして連載も持っていた。同じく漫画家だった吉田竜夫さんやその弟の久里一平さんと組んでアニメ会社を設立。なんと設立三ヶ月で第一作目を完成させるとは驚き。みんな、アニメ制作未経験者。それでよくアニメを作る気になったもんだ。チャレンジ精神ありすぎ。

小説も書いていた。

竜の子プロを離れ、フリーになっていた頃に、乞われて小説も書いていた。

少年向けのミステリーで、シリーズで大人気だった。

ハクション大魔王の秘密

 

社員旅行先の風呂場がきっかけだった。

 竜の子プロは社員旅行でホテルに止まって企画を考えるのが慣例だっととか。それじゃ旅行か仕事も分からないですね。
 で、旅館の大浴場に入ったら、となりのおじさんが大きいクシャミを。そこで、ぱっとアイデアをひらめいたんですって。アイデアってどこから出てくるかわかりませんね。壺の中からも出る?

実は筋肉マッチョだった。

 最初の大魔王はあのアラビアンナイトに出てくるような、筋肉マッチョのハンサムキャラだった。第1話は途中まで描かれていたけど、よりコミカルなキャラに変更に、始めから描きなおしたそうです。

実は好物コロッケだった。ハンバーグじゃなかった。

 絵もコロッケを描いていて、脚本もコロッケとして描かれていた。それなのになぜかアドリブそれとも単なる言い間違い? アフレコの最中にコロッケがハンバーグに! 録音し直すところを実際の絵もコロッケでもハンバーグでもいい感じの絵だった。そのままハンバーグに決定。
 ンー、かなり行き当たりばったり? というより現場ののりを大事にしていたそうです。自由な発想で社長の吉田竜夫さんも、子供の落書きをヒントにして、キャラを作ったりかなり柔軟な発想の持ち主。

 その他、本の中に登場する人物はみんなアニメ界に名を残す重鎮ばかり。それは、吉田竜夫初代社長をはじめとする才能を育てる社風であればこそ。押井守さんは、在籍わずか2年でフリー監督に。入社してすぐに絵コンテを書かせて実践で笹川さんが直接指導。
 以降の活躍は周知の通りでしょう。

 たつのこプロの人をの力を伸ばす風土が花開いてますね。
 たつのこプロ永遠なれ。
 ぽちっとな。




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