漢検に挑戦その4

漢検二級用のアプリはあっさり最後までいってしまった。違う項目をまんべんなくやるより、かきとりならかきとりの項目を集中してやった方が、時間的に早く終わられるかもしれない。がこれが記憶に定着するかどうか別だが。
 しかし、部首という奴がやはり分からない。いったん理解しても、今度はどちらが部首だったか、頭の中でごっちゃになって分からなくなる。
 頭の鈍さのせいか、年のせいか、そもそも部首ってそういうものなのか。

 白川静先生の「字統」は感じの成り立ちには詳しいのだが、なにせ部首を書いてないから、他に漢字辞書が必要となる。
 うちには旺文社の小学漢字辞典しか置いてないので、やはりどうしても一冊漢字辞典が必要。
 旺文社の漢字辞典は成り立ち・字源も書いてあるから便利。だが、最終目的は漢検の合格になるし、息子も使えるようにと結局「漢検漢和辞典」を購入した。

 やはり、こちらには字源は書いてなかった。そもそも漢検の問題では字源は問われないから。あくまで、現在使われている用法のみを問われる。
 けど、字源を知っておくと感じの使われ方の根本が分かるので、理解が深くなると思うのだが。準二級が言っても説得力ないけど。 部首のことをもっとくわしく知りたくなって阿辻哲次著「部首について」をAmazon Kindleで購入。

 一画の部首から順々に、部首の成り立ちについて教えてくれる。
 身近な話題から漢字へとつながっているから、実におもしろくてためになる本だ。
 たとえば「甚」という字は、新婚ほやほやのアツアツカップルに例えられた。甘いとい字と二匹でひとつのつがいという意味の匹の字が合わさった字だ。甘いつがいがアツアツ過ぎて見ていられないので、甚だしい。ってことで甚だそうで。で部首は甘いの甘だって。 これなら覚えられそう――と言うか、忘れようにも忘れられないわ。
 もう一つ。燃という文字はもともとは然とう字だけでモノを燃やすという意味があった。左の月はニクヅキで肉の意味右の犬はそのもの犬。昔も今も中国では犬は食用に養畜されいた。下の四つ点は火の省略形。犬の肉を焼いている図で然。なのだが、然と言う字に他の意味も出てきたのでわざわざ左に火をつけて普通の然と区別したのだとか。
 それで燃は火の意味が二つもついた漢字になってしまった。
 これでもう燃については忘れようがない。
 漢字ますますおもしろい。
 既に漢検の級取得よりも、漢字自体に興味津々になってしまった。

 




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