マグマ大使最大の危機に目が離せない「マグマ大使 第3巻」の見どころ

解説ケボ川
さあ、みなさん。また、お会いしましたね

さあ、みなさんいよいよマグマ大使も最終刊となりました。
漫画のマグマ大使は連載されましたが、
手塚先生自らがおてがけになったのはこの3巻の内容までで、後は他の作家さんのペンによるものらしいです。
ですから、その後のお話は単行本化されてないんですね。
完璧主義者の手塚先生らしい判断です。
ホッとしたような、残念なような複雑な気が致します。 

手塚漫画二大スター夢の共演!

さて前巻で地球から出ていたはずのゴアが何故かあっさり地球に舞い戻って来て、送り込んだのが、
「ブラックガロン」
あの名作「魔神ガロン」の黒バージョンです。がマグマ大使と奇跡の共演ですね。

「魔神ガロン」は1959年から3年に渡って「冒険王」で連載されました。
ガロンが手塚先生のお気に入りのキャラで「鉄腕アトム」にも登場してるんですよ。よく見ると、ガロンのコスチュームはアトムに似ています。

さながらハード版アトムですが。一方、ガロンの心臓部のピックはどことなくアトム似。なぜか頭にWのマークが、ガロンとピックで二人で一つという意味でしょうか。ピックがいないとただの破壊者です。この関係性だけで既にサスペンスフル。何が起こるか分からないドラマ性をもってますね。

お正月の東映映画でオールスターが共演するような、あるいは東映まんが祭りで「デビルマンVSマジンガーZ」が対決するような、盆と正月がいっぺんに来たようなお祭り感がありますね。

 

天地創造の神カオスは地球創造の神アースの格上だった!

 
帝王ゴアが送り込んだブラックガロン。これ一体で地球を破壊する位の力を持っています。さて、われらがマグマ大使との1回戦目。
ブラックガロンがあっさり勝利。マグマ大使まさかの完敗です。マグマ大使は鉄の塊のような形にされて、全治一ヶ月の重傷。
 
ガロンは宇宙全体も破壊しかねない強烈なパワーを持った存在でさすがのマグマ大使も歯がたたなかった。
 
地球を自分のものにしたいゴア、守りたいアースは自分たちよりも高次元の神・宇宙がまだ創造する前にいた神カオスにどちらが正しいのか調停へ持ち込みます。
 
さあ、ここに登場したカオス面白いですね。アースは宇宙に散らばる素粒子を使って地球を作ったのですけど、さらにその素粒子を作った根本の神がカオスですね。
 
さてそのカオス、ギリシヤ神話では原初神で、善とか悪とかいう人間的な価値判断を持ち合わせてないんですね。カオスの下した判断は「地球は1ヶ月後戦って勝ったものとする」
 

究極の親子愛 マグマ大使の息子ガムの命がけの冒険

さて、大変、まだマグマ大使は完全に回復していない。直接戦ってもまたガロンには歯が立たないだろう。
ガロン唯一の弱みが、胸の心臓部に入る小さな小さな少年ピック。

ピックこそがガロンの頭脳と言うべき機能を持っていて、ピックが心臓部に入ると、暴れていたガロンが理性をとりもどしておとなしくなります。

ですがそのピック。あろうことか悪の帝王ゴアが円盤の中に幽閉していたのでした。

決死の覚悟で父マグマ大使を救うためにゴアの円盤に侵入するガム。ピックを救出して脱出したものの、まもる君のうちについた頃には力尽きてダウン。

さてマグマ大使とブラックガロンの決着はいかに――本編でしっかり見届けてくださいね。

 
ケボ川
さよなら さよなら さよなら

 




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