掟破りは痛快だ

 

「兵隊やくざ」

 カツシン扮する大宮貫一郎は二等兵で軍隊で一番下っ端のクセにおおいばりだ。上官から殴られても、生来頑丈な身体を持っているので全然平気。むしろ、ひるむのは上官の方だ。上官がさらに厳しい仕打ちをしても倍返しでやり返す。
 こんな映画今まで見たことない。
弱い立場のもんは上にいじめられるのが世の中のルール。
それが逆転するから痛快この上ない。
毎回大宮に拍手喝采するしかない。

「無責任・日本一シリーズ」

途中入社の無責任社員が直接の上役の顔色も窺わず、調子よくスイスイ出世してしまう。年功序列の社会では上のご機嫌取りするのがルール。のはずだが、植木扮する無責任男にはそんなルールは通用しなかった。

「釣りバカ日誌」

万年平社員で仕事よりも釣りの浜ちゃんだが、なぜか社長と釣り仲間で楽しそうなサラリーマン生活。うらやましすぎる。でも、なまけててもクビにならないの終身雇用のシステムはとっくに崩壊していた。派遣社員やらリストラやら、現実社会とかけ離れたユートピアだった。 ま、現実には難しいけど、がんじがらめの世の中のタガを外してくれるヒーローはいつの時代でも人気者だ。
 でも、会社の立身出世。極楽の平社員生活。軍隊での反抗。どれも今の世では成り立ちにくいなあ。
 世の中が不安定になった現在、団体生活を生涯全うできるのは狭き門。独立して生きるしかないとおもうがどうだろう。




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