アニメとおもちゃと大人の事情

図書館に行ったら、アニメ特集と銘打って、たくさんのアニメーターの本が並んであったので、思わず爆借りしちゃいました。
当然ながら、私の興味は昭和のアニメ史。
現在のアニメは超メジャークラスしか分かりません。
アニメのオープニングやエンディングの書かれてあった馴染みのある名前。
 子供の頃はただただ楽しんでいただけのアニメ。金なし機材なし時間なし人なしの中で苦心して造られていたなんて考えもしなかったです。
 ポテトチップを頬張りながら、呑気に見てた日々が懐かしいです。
 今でも、反射的に往年のアニメの画像を見ると、ポテトチップスのにおいが蘇ってくるんです。しかもコンソメパンチ。
 私にとってアニメはコンソメパンチとセットです。
 さて、今でこそ、「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」など、息の長いアニメ多いですが、当時はなぜか短かった。長くてせいぜい二年くらいで終了してました。
 なぜ終わっちゃうの? 親しくなったキャラクターとの別れは、本当の人と別れるより何倍もつらい――。今で言う何々ロスの走りかも。 アニメ界を支えた名脚本家山崎敬之さんの著「テレビアニメ魂」によると、メインのスポンサーがおもちゃ会社だったため、視聴率がよかろうが、作品の出来がよかろうが、

「おもちゃの売り上げが全て」

 らしく。おもちゃの売り上げが悪いとそこで打ち切りが決定。だいたい一年ぐらいすると、作品関連のおもちゃの売り上げが頭打ちになるそうです。ので、始めから一年で終了する予定で、製作していた。だから、もっと続いてほしかったのに――なんて言う作品も次々と消えていったんですね。見る方からしてみれば、実にもったいない。そのかわりいろんなバリエーションの作品が楽しめた。

大河原邦男さんの「メカニックデザイナー仕事論」では、ロボットやメカのデザインがアニメにとってキモになる部分であることを教えてくれます。

 ただメカらしいだけではダメなんです。
 アニメ的に見栄えがして、立体的におもちゃにして変形や合体が可能でなければなりません。なにより子供が一目で惚れて「あれ買って」と言わせるようなデザインじゃないと。
 多様な能力がないと、こなせない仕事ですね。だから、第一線で活躍できたのしょう。私たちが見たアニメのほとんどのメカデザインは大河原さんです。
 裏事情を知ると、ますますアニメ愛が深まり、また見たくなっちゃいました。
 日本のアニメは最強だ!




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