すきなことをやるという題の本をたくさん読んだ結果

私の場合、三十年――
いや、子供の頃からを含めたら四十年ほど、
家業を手伝って来ているので、
最初から仕事に好きも嫌いもない。
仕事は四の五の言わずにやるもんだ。
と、身体に染みついてまして、

いざ、家業から独立するとなって、一番好きなことをする――
という発想は頭にはなく。自分が今までやってきたことで強みがあること。
 これだったら、できるかな。という先ず自分がその商売が出来る能力があるか。そして、それで商売がなりたつか。成り立たせる力があるかを基準に独立する基準に考えてました。
 でも、心のどこかで好きなことをいつか仕事にしたいなあ。と思っていたんでしょう。「いたんでしょう」なんてまるで他人事みたいに――と思われるかも知れませんが、「好きなこと」と頭につく本ばかり手に取っていました。
でも、
 「すきなこと」を仕事にした方が絶対いいよというメッセージが書かれていても、素直に「はい、そうですか」と素直に言えない自分がいました。
 最終的に、
「とは言ってもね……」という言葉を本に向かって言い返していました。この世のどこに好きなことを仕事している人がいるんだ。
 でも、独立してほぼ、八ヶ月休みなしで働きつづけました。
「いやいやではなく自分が納得して働くことを選んだんだから、休みがなくてもいい……」
と覚悟していたんですが、やはり身体と心は正直でした。すっかり燃え尽きてしまって。
 がんばろうにも、気力がどこからも湧いてこない状態に陥ってました。 そこから、週に一度は休みをとるようにして、ようやく気力体力が戻ってくるまで数カ月はかかったように思います、
 そして、今回二ヶ月前からブログを書き始めて、
「すきなこと」とはどういうことかを始めて、身をもって体験しました。私は書くことが、好きなことについて書くことが心底好きなのだと実感したのです。
 すきなことだと苦痛にならない。むしろ、楽しい。だから、どんどんやってしまう。時間をかけるのでどんどんできるようになっていく。
できるようになったら、うれしくてまたどんどんやるようになる。
 そして、そんなに労力をかけても、全然疲れない。むしろ、やればやるほど活力が湧いてくる。元気になる。
 それが、まだ全く一円にもなってないどころか、誰一人ブログを読んでくれた人がいなくても――なんだから我ながらあきれます。
 ところが、今している仕事はそうじゃなかった。だんだん時が経つにつれて辛くなってきた。
 「やりたい」がモチベーションじゃなくて、「やらないといけない」がモチベーションだったから、だんだんと疲弊してくる限界が出てくる。「やりたい」だったら疲弊しない。「やりたい」という気持に限界はない。
 本当に、「やりたい」ことだからこそ、苦しいときでも耐えられる。本当に力を出さない時に全力で取り組める。
 本当はそうでもなかったことと、本当にやりたいことを両方やった今だからこそ、どうして「やりたいことを仕事にした方がいいのか」実感できました。




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