運貯金仮説その2

運・不運は財産相続するのかも知れないっていう仮説。
 今回は、今生きている人の不運をもらって、逆転して運を手に入れると言う話です。
 当ブログの1コーナーでも、取り上げてる手塚治虫先生の漫画で、「どろろ」という名作があります。主人公・百鬼丸は父親が天下をとるために魔物に生まれたばかりの百鬼丸の身体を奪わせます。その部位は48。おかげで百鬼丸は48匹の妖怪を退治して、自分の身体を取り戻すっていうお話。まあ、凄惨な話ですけど、手塚先生はご自身の想像力だけで、描かれたのではないようです。
 中国の呪術の本によると、商人が自分の妻や子を生け贄にして、家族の病気や怪我を引き替えに巨万の富をさずけるようなケースもあったそうです。
 つまり、運というのは、人から引き継ぐこともできるし、人から奪って利用することもできるということですね。
 徳川家康が妻築山御前と長年信康を犠牲にした話は有名ですが、妻と子の死を引き替えに家康は天下を引き寄せたのかもしれません。 家康の話はスケールが大きすぎますが、プロスポーツや芸能の世界でも、配偶が亡くなった後、大きな成果を上げるというのはよく聞く話です。
 運も不運も半々と言うなら、大きな幸運を掴む時は、幸運のエネルギーと同時に不運のエネルギーも発生しているのかもしれません。 大幸運を掴んだ当事者には不運のエネルギーも発生して、まわりが犠牲になる――
 誰も家族を犠牲にして、運など掴みたくないでしょうけど。自分の意思に関わらず、運というものは、そういう動きをする生き物なのかもしれません。




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