スーパー!ドラマ クラッシック 宇宙船XL-5 の魅力

ま、いっかけん
先日応募したプレゼントで「謎の円盤UFO」の豪華本があたっちゃいました。その勢いで同じジェリー・アンダーソン作品を紹介します

今回はスーパーマリオネーションシリーズ第2弾「宇宙船XL-5」の魅力をお届けします。このシリーズではじめて宇宙へ飛び出すんですね。実はジェリー・アンダーソンの作品の大半は宇宙が舞台のものなんです。だから「宇宙船XL-5」はその原点とも言えます。

ヒーローはハンサム ヒロインはビューティー

コミカルがベースだった「スーパーカー」の人形たちの造形。言ってみれば、旧来の人形劇の定型どおりの顔です。腹話術のいっこく堂さんの人形のように全体に滑稽感を出しています。ところが「宇宙船XL-5」ではがらりとかわって主人公スティーブ・ゾディアックとヒロイン・ヴィーナスは美形に。他のキャラクターもリアル感が増しています。すでに、サンダーバードのスコット兄弟やペネロープのような美形キャラの原型がここに確立したようです。

唯一、マシュウ・マット・マティック教授や宇宙猿ズーニーのコミカルキャラは「スーパーカー」同様に滑稽仕様になってます。

スペースオペラの世界を忠実に映像化

世界観はスペースオペラの世界そのものです。「レンズマン」や「キャプテン・フューチャー」の世界ですね。表紙のキャラクターの顔がスティーブに似てますね。短髪で太眉くっきりとした顔立ちガッチリと筋肉質な身体。スーパーマンもこんな顔ですね。ある意味、当時のカッコいい理想の男性像の典型かも。子どもの頃集めていた「ミクロマン」シリーズの顔もこんな感じでした。

日本では1960年代から翻訳して出版されていたスペースオペラでしたが、海外では戦前から出版され人気でした。でもなかなかこの完璧な映像化は困難でした。まだ「スタートレック」も登場していない時代に、宇宙空間をいち早く表現しました。すごいですね。

今作の最大ヒットメカ宇宙バーギー

宇宙XL-5に乗り込む時も、未知の惑星を探索する時も必ずスティーブとヴィーナスは必ずバギーを使います。スーパーマリオネーションはいまさらですが吊り人形です。ですから、立っていたり、歩いてたりすると人形感がすごくでてしまうんですね。昔、清水アキラさんがものまねしていたみたいに。そこで考えられたのが、スーパーメカに乗り込むことです。乗り物に座っていたら、吊られているのが目立ちません。バーギーは座っていながらもヒーローたちの全身が見えるので格好よさが目立つし、どこでも侵入していけるのでワクワク感も出ます。

ますます「スティーブ」「ヴィーナス」格好いい!と思ってしまいます。

やはり旧時代の宇宙人感も……

宇宙船XL-5のメンバーは毎回宇宙で様々な冒険を繰り広げますが、やっぱり異星人、異界人との戦いに胸おどってしまいます。海底人や地底人は、あきらかにモンスター感がある造形ですけど、宇宙人は巨大な石像と神と崇めてたりします。顔を見ると……アジア人、アフリカ人?みたいなこれ宇宙人じゃなくて、異民族だろ!って感じです。ま、当時の宇宙人感はだいたい似たようなのもののようで……
日本の映画「遊星王子」に現れた宇宙人も日本人の俳優に高い鼻をつけたまるでコントの白人のようなメイクだったし、「スタートレック」のクリンゴン人も初期はアラビアンナイトに出てきた魔神のようでしたもんね。

後に円谷がテレビで造形するウルトラマンやバルタン星人などの宇宙人はほんとに革新的だったってことがわかりますね。

おもしろさ保証絶対ハラハラの脚本術

「スーパーカー」から揺るぎないんですが、絶体絶命の危機においこまれてのギリギリの脱出劇が今回も肝です。生きるか死ぬかのすんでのところで、脱出するドキドキと助かったあとの爽快感がたまんないですね。

ま、いっかけん
ヒロイン・ヴィーナスの声はジェリー・アンダーソンの奥さん・シルビア・アンダーソンでした。「サンダーバード」のペネロープと同じです。声優もやるなんて手作り感がすごいですね

「宇宙船XL-5」はスーパー!ドラマクラッシクで全話視聴できます。




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