さあ、みなさん今回はいよいよビッグX最終巻となりました。

また、おあいしましたね
さあ、今回はビッグXはなんと宇宙へ飛び出すんですよ。
はい、見てください。
第1巻から登場していた花丸博士ですね。ビッグXの伸縮自在のコスチュームを開発した人なんですね。この花丸博士、手塚漫画の初期から登場してる名キャラクターですね。全て博士の役ですね。 花丸博士やっぱり髭も立派ですが、鼻も立派ですね。手塚先生が思い入れのあるキャラクターは鼻が大きいきがしますね。
昭とニーナと一緒に宇宙に出る乗組員の五人のうちの一人が、地球から重大なものを持ち出そうとしているんですね。
まあ、こわい、こわい、こわい。
サスペンスですね。まさに手塚タッチですね。
裏切り者は誰か? 宇宙ロケットの密室の中のかけひき。どうなるんでしょう。
その他、この巻では、新しい薬が登場するんですよ。
その名は「ミクロX」
今まで大きく大きく大きくなったビッグX。今度はね、小さく小さく小さくなるんですよ。おもしろいな。
これが後のミクロイドSミクロイドS(1) (手塚治虫文庫全集)につながるんですかね。
手塚漫画の中には、変身・メタモルフォーゼしてしまう物語がいっぱいありますね。
「バンパイヤ」バンパイヤ (手塚治虫トレジャー・ボックス)満月を見ると狼男になります。「ふしぎなメルモ」ふしぎなメルモ (秋田文庫)
薬をのんだら、大人の女の人になりますね。
「リボンの騎士」リボンの騎士(1) (手塚治虫文庫全集)騎士とお姫様に入れ替わりますね。
さあ、手塚漫画の魅力を知ったら、つぎつぎへ手に取りたくなりますよ。
それではまたお会いしましょう。

さよなら さよなら さよなら
手塚 治虫 秋田書店 1992-12-01