
ま、いっかけんです
年末年始にため撮りしていたテレビ番組を今ごろ見てます。
立て続けに
「安室奈美恵 告白」
「偉人たちの健康診断 西郷隆盛」
見まして、時代を隔てた二人のカリスマの意外な共通点を見つけちゃいました。
安室奈美恵 告白
安室さん、90年代の後半に小室哲哉さんプロデュースでヒット曲を連発、
一躍時代を席巻しました。その後、23歳で小室さん野元を離れて、セルフプロデュースの道へ――。
誰も相談出来る人がいなかったと語る。
これだけBIGな人が相談出来る人がいないなんて――
いや、BIGな人こそ孤独なのかも知れません。
続いて
「西郷隆盛」
なんと生涯犬を17匹も飼っていたんだそうな。
躰の健康のための散歩のお供に。
そして、心の健康のために。
ペットといるとオキシトシンというホルモンが分泌されて、
飼い主もペットも癒やされるのだそうです。 西郷どん、幕末明治維新の激動の中で、本当に心を割って話せる友を次々と失いました。
だから、本音を話せるのはペットだけ。無口な印象の西郷どん、犬とだけはおしゃべりしてたそうです。孤独の深さがうかがえます。
誰にも相談できない。
常人には無縁の大きな決断をしなければならない。
やはり、古今東西、カリスマっていうのは寂しいもんなのでしょうか。
大きな会場を埋め尽くすファンが来るライブをするアーティストは、事務所が大きかったり、必ずサポートしてくれる人材がいるもんですが、それがない中で手探りでやっていくのはやはり肉体的にも精神的にも相当負担が大きいと思います。
安室さん、
「引退コンサートは絶対でっかいドームを観客で埋め尽くす」
ということを目標に頑張ってきた。
しかし5年前にその目標も達成。やりたいことをやりつくして、もうこれ以上ステージに立つ理由がなくなってしまった。
時代を彩った女性歌手たくさんいますが、
実はヒットを飛ばした時期は集中していて、全盛期は長くて4、5年の場合が多いです。
安室さんはデビューしてずっと長くヒット曲を生み出しました。 こんな人は美空ひばりさんぐらいでしょうか。
美空さんも最後は息子さんをプロデューサーにしていましたもんね。
私も自宅に帰って娘と交流すると、ほっとします。きっこオキシトシンが出てるンでしょうね。
カリスマが孤独だったという事実を知って少しほっとした自分がいました。
人間だれしも孤独を抱えて生きている。
私もその一人です。
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