
◎目次
IdeaFlagment2のインストールはとっても簡単
下のサイトに入ってインソールして、解凍するだけ。解凍はフリーの解凍ソフトを使ってください。
アイデアを考えて、文章化して構成する。
が、同じソフトでできてしまいます。
マインドマップが使えるソフト・アプリもたくさんあります。
KJ法のソフト・アプリのソフトもいっぱいあります。
でもカードに一杯書き出すKJ法のいい所、キーワードを縦横に広げられるマインドマップのいい所が絶妙なバランスで、網羅されています。
日本発の思考支援ツールKJ法とは?
KJ法とは文化人類学者の川喜田二郎先生が考案したアイデア発想法で、第一段階では気になったデータを片っ端からカード化していきます。
そのカードが溜まったら、似たようなカードに分類したりして、自由に並びかえるうちに新しいアイデアが出るようになっています。
かたやマインドマップがマップありきでキーワードに線でつないでいくのに対し、KJ方はまずひたすらカードを作っていくのが先。
黒板に書いて、アイデアを出している感がいい
IdeaFragment2のデフォルトが緑色の黒板っぽいデザインになっています。
黒板にチョークでアイデアを書いてる感覚は、学者になった気分が味わえます!! いやホント。
第1ステップ 思いついたキーワード・文章・データ・画像カードを片っ端から作る。

作っていくプロセスが順番が違うだけで、結局は同じようなマップができます。
キーワードのような単語は【標識】に文章化したものは【断片】
タイトルは【表札】にしてカード化して生きます。

第2ステップ カードにキーワードを書き出しす
マインドマップは広いノートにキーワードを書き出していきます。
つまり、はじめに広げていく空間ありきなんですが、
KJ法ではまずピンと来たものは全てカード化していきます。
カードの数を増やしていくことがまず先決です。
マインドマップで思考を広げていくけど、その前にキーワードが浮かんでこないという問題があります。
そんな方はまずマップを作る以前のキーワード自体のボキャブラリー、ストックが圧倒的に少ないのではないでしょうか。
具だくさんの混ぜご飯を作りたいのに、まず具がないよって話です。
日頃からキーワードをストックすることがアイデアの発想の基礎の基礎のようです。
第3ステップ カードを並び替える付け足す、減らす、グループ化する

カードを書き終えたら、カードの位置を上にしたり下にしたりして考えを深めていきます。
その時、思いつたらすぐにカードを追加。
カテゴリーごとにカードをグループ化します。
やっているうちに段々、混沌とした頭の中を吐き出して整理された感じで、頭の断捨離をしたスッキリした気分になりますよ。
文章作りや小説もIdeaFlagで……

私、ま、いっかけん。
密かに……いや、公然と小説を書いております。
五十一はじめというペンネームで書いていますが、IdeaFragment2で小説の構想を練るようにしてから、サクサク執筆が進むようになったように気がします。
場面とその中に登場人物の位置関係を作って、その後、細かな動きやセリフを思いつくままに書いていきます。
その時、その場面とは関係ない、ふと思いついた発想も書いておきます。
書いたカードは保存しておいて、また再利用できるので、IdeaFragment2だけで、どんどん頭の中が整理される感覚が快感です。
創作にはまずプロットをおしまいまで作ってから執筆するタイプと、いきなり書き出して、書きながらストーリーをまとめるタイプがあります。
そのどちらのタイプも、自分の頭の中が立体的に重層的に展開するので必ず創作の役に立つと思います。
googleバックアップで保存したら、どのパソコンからもアイデア出しができるよ。
私は現在、自宅と会社でパソコン作業をしています。
Googleバックアップでファイルを保存しておくと、どちらからでも作業が継続できるので便利です。
IdeaFragment2の唯一残念なところ
使いはじめていくらも経っていませんが既に私の生活にすっかり溶け込んだ感のあるIdeaFragment2なのですが、あえて残念なところをあげます。
iosやAndroidアプリがない
パソコン環境がないと使えないと言うことですね。
私はほとんどパソコンで作業しているので、スマホや電子端末を使っている人にとってはちょっと不便かもしれません。
しかし、小さい端末はそもそもマインドマップのように思考を広げるような作業は向いていないんじゃないかと思います。
ま、老眼なので細かく小さい画面を見るのが億劫というのがあるかも知れませんが……
スマホや電子端末を使う時は、KJ法の基本のカード作りに専念するのがおすすめです。
細かなキーワード、アイデアの断片をメモしておいて、パソコンに向かった時に、IdeaFragment2にコピペします。
