「嫌われる勇気」のパロディっぽいタイトルですが、
小難しくてちょっと実践しづらいアドラーよりよっぽどいいと思います。
下手な心理学より蛭子です。
最近、よく出版される蛭子さんの本はだいたい内容は同じです。
「ひとりぼっちを笑うな」を読んどけば大丈夫。
けど、ついつい買ってしまう。
そんな人がいるから出版社もほっとかない。
何匹でもドジョウが出てきます。
実を言うと、前の本と内容が被ってたらイヤなので、立ち読みだけですまそうと目論んでいたんですが、
肝心の本がみつからず、店員さんに探してもらって、
「立ち読みだけです」
なんて言えるわけもなく――
仕方なく買った次第です。ごめんなさい。
本人は正直に自分の生き様を語っているだけなんだろうけど。
それを他人の目を異様に気にしてしまう世の中では、蛭子さんの自由さがうらやましくなります。
人生相談の答えはだいたい
「答えになってないよ!」
と突っ込みたくなるほど、身も蓋もないのですが。
解答を読んでるうちに、悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなります。
お坊さんや偉い学者の問題解決法だと、世の中を高い次元で、高いところから俯瞰して眺めてる感じ。
他人事だと、俯瞰できるかもしれないけど、当事者だともつれにもつれた糸をほぐすのは至難の業です。
その点、蛭子さんのは真逆というか。逆に蛭子さんの価値観の方が、一段低いというか、動物の生理的本能に近い感覚で物事をとらえてる気がします。
簡単に言うと、「生まれたまんま」って感じですか。
漁師の息子なのに、魚が嫌い。
だいたい子供の頃は魚が苦手ですよね。
成長するにつれ、だんだん馴らされて、ある日ふと魚がおいしくなってる。これ実は親や社会からの洗脳かもしれない。
魚っておいしいんだって、言われ続けて、イヤイヤ食べてるうちに――なんとなく好きになっていく。
のが、大勢なんだけど、子供の頃の感性のまんまなんでしょうな。
蛭子さんをお手本にして、ちょっと世間の目を離れて自分の心のままに動いてみたら、小さな悩みなんか消えてしまうかも。
そうそう、最後の最後に蛭子さんが大事にしている言葉が出てました。
「まあいいか」
私にとって大事な言葉でした。この本買ってよかった。「嫌われる勇気」のパロディっぽいタイトルですが、
小難しくてちょっと実践しづらいアドラーよりよっぽどいいと思います。
下手な心理学より蛭子です。
最近、よく出版される蛭子さんの本はだいたい内容は同じです。
「ひとりぼっちを笑うな」を読んどけば大丈夫。
けど、ついつい買ってしまう。
そんな人がいるから出版社もほっとかない。
何匹でもドジョウが出てきます。
実を言うと、前の本と内容が被ってたらイヤなので、立ち読みだけですまそうと目論んでいたんですが、
肝心の本がみつからず、店員さんに探してもらって、
「立ち読みだけです」
なんて言えるわけもなく――
仕方なく買った次第です。ごめんなさい。
本人は正直に自分の生き様を語っているだけなんだろうけど。
それを他人の目を異様に気にしてしまう世の中では、蛭子さんの自由さがうらやましくなります。
人生相談の答えはだいたい
「答えになってないよ!」
と突っ込みたくなるほど、身も蓋もないのですが。
解答を読んでるうちに、悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなります。
お坊さんや偉い学者の問題解決法だと、世の中を高い次元で、高いところから俯瞰して眺めてる感じ。
他人事だと、俯瞰できるかもしれないけど、当事者だともつれにもつれた糸をほぐすのは至難の業です。
その点、蛭子さんのは真逆というか。逆に蛭子さんの価値観の方が、一段低いというか、動物の生理的本能に近い感覚で物事をとらえてる気がします。
簡単に言うと、「生まれたまんま」って感じですか。
漁師の息子なのに、魚が嫌い。
だいたい子供の頃は魚が苦手ですよね。
成長するにつれ、だんだん馴らされて、ある日ふと魚がおいしくなってる。これ実は親や社会からの洗脳かもしれない。
魚っておいしいんだって、言われ続けて、イヤイヤ食べてるうちに――なんとなく好きになっていく。
のが、大勢なんだけど、子供の頃の感性のまんまなんでしょうな。
蛭子さんをお手本にして、ちょっと世間の目を離れて自分の心のままに動いてみたら、小さな悩みなんか消えてしまうかも。
そうそう、最後の最後に蛭子さんが大事にしている言葉が出てました。
「まあいいか」
私にとって大事な言葉でした。この本買ってよかった。
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