うつ脱出の手がかりを教えてくれた夜の訪問者

ま、いっかけん
うつ病研究研究家のま、いっかけんです。先日、これはもしかしてうつから脱出できるかも……とヒントをもらった出来事がありました。

前回のうつに関する気づきの記事はこちら……

夜の訪問者。それは……一匹の蚊だった

単刀直入に言うと、一匹の蚊がプーンと耳元やってきたんです。
いつもだと、反射的に手で払うか、肩をすぼめて耳穴を閉じるか、とにかく生理的な反射行動を起こすはずでした。

でも、その夜はなぜか疲れていたのか、酒を飲みすぎていたのか、時々気が向いたらやるマインドフルネス瞑想が効いたのか。

私は、いつもと全く違うアプローチをしたのです。

つまり、蚊が耳元で止まるにまかせて、何もせずにそのままやり過ごしたのです。
すると、あら不思議。
蚊はいつのまにかどこかへ行ってしまったのです。
そして、その夜は

いつものように、激しく蚊を拒絶していたら、寝ていても何度か
耳元へ戻ってきて、眠れない夜を過ごしていたかもしれません。

条件反射が心を追い詰める

「うつのためのマインドフルネス&アクセプタンスワークブック」を私なりに解釈すると、うつのきっかけとなる【出来事】はそれ自体では、うつを引き起こしません。
【出来事】を「イヤでイヤでで絶対受け入れがたい事」と決めるのは本人の心次第です。
それが、本人の心に条件反射的に【出来事】即不快・拒絶となるのは、
本人の心がオートマ運転モードになっているからなんですね。
オートマ運転になっていると、例えば蚊が現れただけで、
蚊即拒否になります。

【蚊】自体には何の悪いものはないんですが、過去の「蚊に刺された→刺されたところが痒くなった」「夜中に蚊が入ってきた→一晩中眠れなかった→翌日、睡眠不足で働いてずっと疲れた」

など、蚊に対しての過去の体験が不快感に結びつくと蚊に対して記憶がピタッとくっつくと心はオートマチックに蚊を拒否してしまうのです。
宇多田ヒカルさんの歌で「Automatic」という歌がありますが、あれは恋の歌だからいいんですけど、
【不快な出来事】即嫌なことで、逃げられたらいいんですが、それがなかなか逃げられないものになると、ずっと頭にこびりついて、まあ鬱になりますわな。

心をマニュアル運転に変更

「うつのためのマインドフルネス&アクセプタンスワークブック」 で提唱されているACT療法の元になったマインドフルネスでは、今ここで起きていることをひたすら観察します。

別名【気づきの瞑想】ヴィパッサナー瞑想と言うだけに、ただただ起きていることを、流れるままに見守るのです。

すると、オートマモードでは見られなかった。
【出来事】→【即不快】
ではなくて、【出来事】を感じて、その後感じる感触や感情は様々に変化をしていることに気が付きます。

また【蚊】にたとえると蚊が耳元を通り過ぎた。
あるいは耳元に止まった。
過去に不快な目にあった経験の記憶を引っ張り出して、

蚊=不快に持っていこうとする自分の心に気が付きます。

この気がついた時点で、蚊はただの小さい虫に過ぎないことを知ります。

いやもともとそうなんだけど、自分の心の不快感増幅装置が蚊の存在を不自然に大きくしていたのだと確認するだけで、蚊が引き起こしていた苦しみはどこかに消えて無くなりました

瞑想の効果を過大に期待しないで

ということで、瞑想をしていたら、夜中の蚊がさほどつらくなくなったというだけの話で、蚊が刺さなくなったとか、蚊がさしても痒くなくなり皮膚が膨れなかったと言うこともなく。
ましてや能力が開発されたり、悟りが開いたりするということもなく……
ただただ、事実を事実のままに受け止めることが多少はできるようになったかなという程度のことでございます。

若い頃はそれこそ、能力開発や人よりも一段二段上の心境のようになるべくそれこそスケベ根性も丸出しで取り組んだものですが、ものの見事に長続きしませんでした。

成果を期待しなくなった今やっと、ポツポツながら続けられるようになったかなと思います。

翻訳本で440ページもあるこの本とさぼりさぼり取り組んでますが、正直難物です。
ボリュームがありすぎて、結局何が書いてあるのかつかめなくなってしまいます。
高卒でこの手の本をあまり読みなれていないせいかもしれません。
その点、「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」はACTを実際に活用している日本人の現役カウンセラーが書いています。

イラストも図解もあって、ACTの本質が素人にも非常にわかりやすく書かれています。
ざっくりACTって何かを知りたい人にはこちらがおすすめです。

ま、いっかけん
この記事を書いているうちに、マインドフルネスによるまたまた、新たな気づきに出会いました。それはまた次の記事でお送りします。




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